音楽日記

クラシック音楽とオーボエをゆるく愛するブログです。

自己紹介

はじめまして。まこぼえです。

1人のクラシックファンとして、少しでもクラシックに興味を持ってくれる人が増えたらいいなとブログをはじめました。

 

というのも、私の周囲にはクラシックを聴く人がおらず、

ネットで情報収集をして、CDを買ったりコンサートに行ったりしてクラシック愛を深めてきました🥰

なので、昔の私のように、クラシックには興味はあるけど、周りにファンがいない…という方のために

親しみやすいクラシックネタを発信したいなと思っています。

 

簡単な自己紹介をします🐶

名前: まこぼえ

好きな作曲家: ブラームス

好きな楽器: オーボエ

日課: ベルリンフィルのアプリでクラシックを、聴きながら通勤する

 

クラシック好きな方と繋がりたいです!

どうぞよろしくお願いします🐶

 

【映画】シェフ(2014)※ネタバレなし

まこぼえです。

家で気軽に観られる素敵な映画に出会ったので紹介します😊✨

(ネタバレないのでご安心ください)

 

 

ある日ふらっと立ち寄ったハンバーガー屋さんの店内のテレビで、料理映画が流れていました。

気になってずっと観ていたら、店員さんがこれは「シェフ」という映画で、向かいのビルのキューバ料理屋の店長が作成に関わった(真偽分からず笑)ことを教えてくれました。

 

 

料理人の映画を料理人に勧められ、同業者が評価する映画だからきっといい映画に違いないと直観で思いました。

 

 

また、向かいのビルのキューバ料理屋も行ったことがあるので、何かの縁を感じて、家に帰ってすぐAmazonで購入して観ました。

 

 

【あらすじ】

とあるレストランの雇われシェフがクビになり、それを機に心機一転、フードワゴンで再起を図るお話です。

 

 

ストーリーはシンプルですが、登場人物のやりとりの一つ一つが心に響きます。

何かに信念も持つこと、家族(子供)と向き合うこと、プライドなど捨てて時には誰かの助けを借りることなど

人生の様々なシーンについて背中を押してもらえるような内容です。

 

 

現実味がない点があるとすれば、子供を含む登場人物全員が、感情を言葉にする力とコミュニケーション能力が高すぎるというところです(笑)

映画を鑑賞している側にとっては、登場人物の心情が分かりやすいくて良いのですが….

 

 

また、料理のシーンがたくさん出てくるので、お腹が空いた時には観ないほうがいいです!壮絶な飯テロです😂

 

 

よかったら観てみてください🏠

 

 

 

ブランデンブルク協奏曲は第3番が好きと言ったら怒られた話

まこぼえです。

クラシックにまつわる、ちょっとした思い出話をします。

 

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ベルリンフィルバロック特集と題したコンサートの曲目に、バッハのブランデンブルク協奏曲第3番が入っていた。

私は子供の時からブランデンブルク協奏曲が好きで、特に第3番が一番好きだ。

軽快でワクワクする感じで、朝に聴くと「さあ、行こう♪」という気分になる。

 

高校の時、音楽の授業でブランデンブルク協奏曲が取り上げられたことがある。

 

「5番が一番有名なので、5番を聴きましょう」

 

先生はそう言った。

 

5番が有名なのか…?!音楽の専門家の中では5番が一番評価されているのか?!

 

ふーん、、、

 

なんか煮え切らなかったが、そういうものだと理解しようとした。

 

 

 

しかし、「5番の乱」はこれに終わらなかった。

世界史の授業でも、ブランデンブルク協奏曲が話題に上がった。

 

ブランデンブルク協奏曲を知っている人はいますか?」

 

私はおそるおそる手を挙げた。音楽の授業のもやもやがまだ消えていなかった。

 

先生と目があった。

 

「全部聴いたことがありますか?何番が好きですか?」

 

「私は3番が一番好きです。」

 

「あー、うーん、私は5番ですね。5番が一番メジャーですよね。」

 

その先生の「あー」は、「おまえ分かってないな」というニュアンスが感じられる言い方だった。

 

 

好き嫌いを聞かれたのに、一番有名なものを答えないと否定された

子供の頃から好きな曲だっただけに、ショックが大きかった

 

 

それから年月が経ち、この話は「子供の頃のちょっと嫌な話」として、記憶の片隅に置かれていた。

大人になり、海外の映画を観るようになったが、映画のさりげないBGMにブランデンブルク協奏曲の第3番が度々使われていることに気がついた。

 

ある時、海外のホテルのロビーでブランデンブルク協奏曲の第3番が流れていた。

その時一緒にいた、アメリカ人のクラシックファンの友人に思い切って聞いてみた。

 

「いまブランデンブルク協奏曲が流れているけど、この3番、映画などでもよく使われているよね?

日本では5番が一番有名だけど、欧米では3番が有名なの?」

 

「えっ、ブランデンブルク協奏曲って言えば、第3番じゃない?」

 

 

 

 

「「えっ」」

 

 

 

 

本当に欧米では3番がメジャーなのか?

友人は音楽関係者ではなく、あくまでファンなので、友人の好みの問題?

しかし実際、外国の映画やホテルのロビーで耳にするのは3番…

 

 

長年くすぶっていたブランデンブルク・コンプレックス。

頭の中が混乱してしまい、友人の反応をすぐに受け入れることができなかった。

 

 

自分の部屋に戻り、1人になった時に、落ち着いて考えた。

 

3番が欧米でメジャーかどうかは検証が必要だが、「ブランデンブルク協奏曲と言えば3番」と思う人が

私以外にいた。

その事実は私を少しハッピーにした。

 

 

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2020年6月、ベルリンフィルが「バロック協奏曲集」のコンサートをオンラインで開催した。

 

曲目の中にバッハが2曲

ブランデンブルク協奏曲第3番

ヴァイオリンとオーボエのための協奏曲

 

 

やっぱりブランデンブルク協奏曲といえば3番なのか?

でも、答えは分からない。

 

昔の傷がちょっとだけうずいた。

それでもやっぱり3番が好きだ。

【プレイリスト】雨の日のブラームス

はじめまして。まこぼえです。

今日はずっと雨ですね。家にいると優しい雨が響き、在宅にはいいBGMです^^

 

さて今回は、しっとりした雨の降る日に、そっと寄り添ってくれるブラームスピアノ曲を紹介します。

 

ブラームスピアノ曲おすすめ(しっとり系)

ピアノ・ソナタ第3番 ヘ短調 作品5 第2楽章

6つの小品 作品118 第2曲間奏曲、第5曲ロマンス

 

こちらの曲は、ブラームスの優しさと心の奥の言葉にできない感情がよく表現された、ブラームスらしさ全開の名曲です!

 

また、こちらの曲、作品番号に注目いただきたいのですが、

ピアノ・ソナタ第3番は作品5、6つの小品は作品118と数字が大きく異なります。

ピアノ・ソナタは、作曲家人生駆け出しの頃の曲で、6つの小品は後期作品で、ブラームスが発表した最後から2番目の作品と言われています。

 

作品5から118の間に、約30年もの月日が経っていますが、この2つの曲を聴くと、デビュー当初すでにブラームスの作曲家としてのスタイルが、ある程度確立されていたことがよく分かります!

 

まさに「三つ子の魂百まで」ということでしょうか・・・

 

今回紹介した曲を用いてAmazon Musicでプレイリストを作成しました!

約20分の短いプレイリストなので、ちょっとした休憩時間に聴いてみて下さい^^

 

★雨の日のブラームス

 

 

就寝用の40分のプレイリストも作成しました!

★寝る前のリラックスピアノ

 

もし興味があれば、他の楽章も聴いてみて下さい!

 

それでは^^